親の介護はいつまで続くかわからない、少しでも介護費用を減らしたいですよね。
障害者控除申請すれば非課税世帯になれるチャンスも出てきますので申請方法をお伝えします。
障害者控除とは
障害者控除は、本人や扶養親族が一定の障害の状態にある場合に、所得税・住民税から一定の額を差し引ける制度です。
要介護の高齢者でも、『障害者控除対象認定書』を貰えば利用できます。
認定対象者
- 65歳以上であること
- 介護保険の要支援又は要介護の認定を受けている方
(対象者は自治体で違いますので確認が必要です)
控除額
障害者控除額は
所得税の控除額 27万円
住民税の控除額 26万円
特別障害者
所得税控除額 40万円
住民税控除額 30万円
障害者控除認定書の申請方法
- 市区町村の障害福祉課へ「障害者控除対象者認定書が欲しい」と伝える
- 必要書類
本人の介護保険被保険者証
代理申請者の本人確認できるもの(免許証、マイナンバーカード) - 申請書記入し提出
(あらかじめダウンロードできるので記入して持って行ける) - 認定書が発行され郵送されてくる
(全て郵送でできる自治体もあるようですので確認してください)
障害者控除対象者認定書の提出
障害者控除対象者認定書は期限はありませんので毎年使えます。
対象者の障害事由の変更・消滅が発生した場合はあらためて認定が必要です
- 確定申告時に提出
年金しか収入がなく今まで確定申告していなかった方でも毎年申告が必要になります
<必要書類>
障害者控除対象者認定書
本人のマイナンバーカード
申請者の本人確認
収入証明できるもの(年金通知書) - 年末調整で(障害者)に記入し提出
- 障害者控除は過去5年さかのぼって申請でき還付金が貰えます
税務署、県市民税課に相談してください
まとめ
親に介護が必要になったら、障害者控除できる可能性があります。
自治体によって対象者が違うのでまずは電話またはホームページで確認してください。
対象者であれば障害者控除対象者認定書を申請し控除を受けて節税ができます。
非課税世帯になれる可能性もあります。
親の介護の終わりは誰にもわかりません、
わずかでも支出は減らしておきたいですよね!
親の介護、無理しないように程々に頑張っていきましょう。
