はじめまして。【いちご】と申します
1965年生まれの看護師です。このブログ【満足庵】は介護と看取り、そして「満足に生き、満足して死ぬ」ことをテーマに始めました。
名前の由来
「いちご」という名前は、私が大好きなアニメ「BLEACH」の主人公・黒崎一護(くろさきいちご)から頂きました。
強くて、優しくて、まっすぐな彼の様に、迷いながらでも信じた道を歩いていけたら……そんな想いを込めています。
このブログ【満足庵】について
「満足庵」という名前は、2007年に読んだ 「満足死 寝たきりゼロの思想」の疋田善平先生の思想からお借りしました。
「満足に生き、満足な最期を迎える場所を自分自身にも、両親にも作りたいという願いから名付けました。
医療の現実と私の違和感
2007年ごろ「リビングウイル」の必要性を呼びかける動きがあり、これから高齢者医療も少しづつ変わって行くだろうと思っていましたが18年経った今でも超高齢者(90歳以上)に対しても経管栄養・胃瘻・中心静脈栄養などの延命処置は当然の様に行われています。
私にはその光景が、生き地獄のようにしか見えないのです。
ほとんどの人が十分に生き地獄を味わった後でしか死ねない、、「自宅で自然に老衰で死ねること」は今の日本では難しいままです。
*リビングウイルとは自分が回復の見込みがない状態になった場合に、どのような医療やケアを望むかを事前に文書で意思表示しておくもの
在宅介護を選んだわけ
せめて、私の両親には「生き地獄」を味あわせたくない、
昔のように、家族に囲まれて満足して平穏に最期を迎えて欲しい。
その一心で、在宅介護を選びました。
私は看護師とした働きながら、8年間わたり両親の遠距離介護をしていました。ですが、ついに限界を迎えました。
アルツハイマー型認知症の母は、私が退職するまでの一時的措置として施設に入所。そのわずか2ヶ月後に父が硬膜下血腫を発症し、手術後も後遺症が残り自宅に引き取り在宅で介護を続けています。
家族それぞれの満足
- 父の満足:死ぬまでお酒を飲みたい
- 母の満足:「綺麗なお花畑。。ふふふ」と言いながら死にたい
- 私の満足:自分の人生を大切にしながら両親を満足な最期で看取りたいそして私自身も満足な最期を迎えたい。
このブログを読んでくださる皆さんへ
両親の介護が生活の中心となり、迷いや悩みも尽きませんけれどそんな中で
学んだこと、感じたこと、解決策、お得な情報、おすすめの介護用品、など発信して行きたいと思っています。
私と同じような立場にある方は、きっとたくさんいらっしゃるはずです。
こんな私の体験や考えが良くも悪くも何かのヒントや励ましになれば幸いです。
願いを叶えることができるのか?
それとも挫折してしまうのか?
とにかく挑戦してゆきます!
どうぞよろしくお願い致します。