寝たきりの方は嚥下機能も低下し、口の中に痰が溜まりやすく痰を出すことも難しいですよね
痰がこびりついているのに取り出せない、口の中が綺麗にできないと悩まれているのではないですか?とても簡単に解決できるアイテムを紹介します。
くるリーナブラシは口腔ケアに最適!
くるリーナブラシでできること
- 口の中の痰を拭い取ることができる
- 咽頭(喉の奥の方)の痰もとることができる
- 上顎に固くこびりついた汚れの塊も取れる
- 歯磨きができる
- 舌磨きができる
- 口の中全体を綺麗にできる
- 口の中のストレッチができる
- 口に刺激を与えリハビリができる
- 保湿剤を全体に塗布できる
くるリーナブラシの特徴
- 歯ブラシのような持ち手に柔らかいブラシが丸く巻き付けられている
- ブラシが丸いので歯茎や歯に硬い所が当たらない
- 柔らかいブラシに痰や汚れが絡まる
- 含ませる水分が調節できる
- 粘膜が弱く出血しやすい場合はもっと柔らかい「モアブラシ」がある
- 吸引をしながら口腔ケアができる「吸引柄付きくるリーナブラシ」がある

くるリーナブラシの使い方
- 必要物品
くるリーナブラシ
ゴム手袋
水の入ったコップ
タオル
ティッシュペーパー又はガーゼ
保湿剤 - くるリーナを水につけてティッシュやガーゼで余分な水分をとる
- いきなり口に入れず唇からそっとなでるようにして慣れてもらう
- 口の中に入れ頬や舌をストレッチするように擦る
- 唇と歯茎の間上下を撫でるようにストレッチ
- 舌の奥から前へ軽く擦る
- 舌の裏側も軽く撫でる
- 上顎左右と奥から前へ擦る
ブラシが汚れたらその都度コップの水でゆすぎ余分な水分をティッシュでとり使用する
上顎には汚れが固まって付着していることが多いですので綺麗にとることができます - 口の中が綺麗になったら保湿剤を薄く塗っておくと口の中の潤いが保てます
口の中に痰が溜まっていたら
吸引器がない場合でも
くるリーナを口に入れ掻き出すようにすれば痰を絡めて取り除くことができます
口の奥の方(咽頭)に溜まった痰にも届くので痰を絡め取れます。
敏感な場所ですので優しく素早くとってあげましょう。
「痰が見えているのに取ることができない」 もどかしさが解消します!
吸引器があればもっと便利
吸引器があれば吸引柄付きくるリーナを使用すればもっと簡単に痰を取ることができます
在宅診療を利用されている場合は、貸出やレンタルできる場合がありますので主治医にご相談ください
食べられる口を作れる
痰が溜まったり、口が汚れていたり、乾燥していると、食べることができません
口の中を綺麗にし、口腔内をストレッチと刺激を与え口のリハビリをすると、
口の中が潤ってきて舌が動きやすくなり、口を刺激することで脳にも刺激が伝わり、
目に力が入り表情が出てくるのを実感できます。
好きなものを一口でも味わえてニッコリ笑顔が見れたら最高ですね!
介護食やとろみも剤も試してみてください
まとめ
くるリーナブラシは簡単に痰を絡め取ることできとっさの時に助かります、
口の中を綺麗にし、口腔内をストレッチと刺激を与え口のリハビリにもなります。
口を綺麗にし、リハビリする事で口を目覚めさせ食べることができる口づくりができる優れものです
残念ながら量販店や薬局に置いてないことが多いのが難点です。
薬局で1本づつ買えて領収書がもらえるともっと利用することができるのに、
薬局で販売してもらえることを懇願しています
とても助かるアイテムですのでぜひ使って実感してみてください。
施設から口腔ケアのスポンジの購入の依頼があったら、
是非くるリーナを届けてあげてくださいね!
