高齢になると今まで問題なしにはけていた靴下が履きにくくなってきたり、足がむくんでゴムが食い込んだり、踏ん張りが効かず滑ったりしやすくなってきます。
デイサービスや施設入所の準備する時もどれがいいかと迷われると思います。
そこで選び方のポイントをまとめてみました。
在宅で歩行可能な方の靴下
滑り止め付き
歩行可能で家でお住まいの方は畳、フローリング、階段などを歩かれるので滑り止め付きがおすすめです。ツルッと滑らない、立ち上がりに踏ん張りがきくようになり転倒を防止します。
しかし、すり足で歩かれる方は逆に滑り止めが引っかかって歩きにくくなる可能性がありますので、靴下に滑り止めをつけるのではなく、滑り易いフロアーにはクッション性のあるジョイントマットを敷くなどしてみましょう。
滑りにくなり転倒しても衝撃を和らげてくれます。
- 滑り止め付き
- 歩いている途中で脱げてこない
- 自分で脱ぎ履きしやすい (片手で履ける靴下)
- 足首を締め付けない(足首ゆるい靴下)

今使っている靴下を滑り止め付き靴下に変える事ができます!
玄関マットやキッチンマットなどにも使用でき流ので便利です。
既存の靴下を滑り止め靴下にできる!(滑り止め液を使用)
起毛のジョイントマットが転倒予防とけが防止になる!
すり足で歩く方は滑り止めの靴下ではなく床を滑りにくいジョイントマットなどを使用しましょう!

我が家は滑り止め付き靴下とジョイントマット両方を使用しています。
汚れたところだけ外して洗えるし、交換もできるので便利ですよ!
デイサービスや施設入所の準備
施設を利用するようになると、靴下で歩行する事がほぼありません、上靴を履くようになりますので
靴下に滑り止めは必要なくなってきます。
履かせ易い・脱がせ易い伸縮性のあるもの
介助が必要になってきますので、履かせ易い・脱がせ易いものが良いですね!
ハイソックス・伸縮性のない靴下、5本指の靴下はやめましょう!
座る時間が長くなり、足がむくむ事が増えてきますので足首がゆるい靴下を選びましょう
名前記入が必須
名前の記入は必修になります。
ものとられ妄想が出現する方は大変多いですし、実際なくなることが多いのも事実です。
しっかり名前を記入しましょう!
名前が記入できる所がある靴下が便利です、なければ名前シールをアイロンでつけると良いです
施設は乾燥機を使用する事が多いので乾燥機に対応できるものを準備しましょう
- 名前が記入できる、または名前シールを貼りつける
- 靴下の長さは短すぎず長すぎず
- 足首を締め付けない
- 5本指靴下はやめて!
- 乾燥機対応のものを
全ての持ち物に名前記入が必要になります、乾燥機に強い名前シールが重宝します。

子供が入園、入学した時の事を思い出しながら、親の衣類に名前シールをアイロンでつけていました。かつて自分も親に名前書いてもらっていたのですよね〜
かがめなくて靴下を自分で履けない時のお助け道具
高齢者向けの靴下を履く補助具がありますので紹介します
自分でできる事はしたいと思われる方には嬉しい道具ですね!
要介護3〜5の方は保温性とクッション性の高いものを
ほぼベット上で過ごすようになると裸足の時が多いですが、血行障害などで足が冷たくなりがちです
靴下を履くのが保温のためになりますので暖かくなる素材にしましょう!
またクッション性が高いと踵の床ずれ(褥瘡)予防になります。
むくむ事を多いのでもちろん柔らかく締め付けない伸縮性のあるものを選んでください
まとめ
高齢者の靴下選びは歩行できるかできないか、自宅なのか施設なのかなどで変わってきますが
基本は
- 【伸縮性があり脱ぎ履きし易く足首を締め付けないもの】になります
靴下一つでもいろんな種類があります。おすすめの靴下を紹介させて頂きました。
